避難の方法

火災から生命を守るためには初期消火も必要ですが、炎が天井に届いてしまった場合や高齢者、子ども、身体が不自由な方などは避難することが何よりも大切です。

 しかし火災から発生する煙には有毒ガスなども含まれており大変危険です。有毒ガスなど目に見えない脅威から身を守り、安全に避難するにはどうしたらよいのか見ていきましょう。
少しでも危ないと思ったら無理をせず直ぐに避難を開始してください。
持ち物にはこだわらず直ぐに避難しましょう。
一度避難したら二度と戻らないようにしましょう。
火災の出ている部屋の戸は閉めて逃げましょう。煙の流出を抑えられます。
普段から家の二方向に避難できるよう計画を立てましょう。
ハンカチやタオルなどを濡らして鼻と口を保護して逃げましょう。
煙がたれ込めてきたら、姿勢を低くして逃げましょう。
完全に煙にまかれたときなどは透明なビニール袋などに空気を入れてから被ると個人差はありますが1分ほど呼吸ができます。
どうしても避難できないときは入口の隙間に濡らした衣類やタオルなどを詰めて、窓から顔を出して救出を待ちましょう。このとき、大きな声を出して自分の存在を知らせましょう。

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